僕が初めてメガネをつけたのは小学校3年生の頃。そう思うとメガネというものと既に18年の付き合いになる。そして今つけているメガネは20歳のころ、専門学校の卒業を控えていた冬に購入したもの。約6年の間同じメガネを着用していたのだけど、さすがに見えにくくなってきた。というわけで今回は6年ぶりのメガネの新調に行った話と現在の経過についてを記す。
普段はもっぱらコンタクトなのにメガネをつくった理由
僕は普段はコンタクトを着用しているシーンの方が多い。仕事中もそうだし、車を運転するときやスポーツするときなんかもそうだ。
けれど、最近は早朝にジムに行くことが多くなったため、朝の時間はメガネで過ごすことが多い。
そこで思った。「あれ?全然このメガネ見えなくね?」
普段は家の中でしかメガネを使わないせいかそこまで感じていなかったが、このメガネ全然見えない。裸眼よりは遥かに見えるから勘違いしていたけど、5メートル先にいる人もよく見えないのは視力矯正器具としてどうかと思う。
ということで、朝のジムのため、普段の生活をより快適にするため今回はメガネを作りに行く。
選ばれたのはJINSでした
メガネを作る店は今回JINSにした。ちなみに前回ハタチのときに作ったのは愛眼。愛眼も知らないうちにロゴが変わっていたので本当にメガネを作るの久しぶりなんだなと下調べをしているうちに実感がわいてくる。時が過ぎたということをなんでメガネを作るだけなのに感じないといけないのか。
ちなみにJINSを選んだのは金がないから。理由はまじでそれだけ。
実際に作ったメガネがこれ
お店であった美人な店員さんとのキャッキャとしたたわむれは僕の心にしまっておくとして、実際に作ったメガネがこれ。
形は今よくみるクラウンパントにしてみた。
こういう細いフレームで僕が気にするのはレンズの厚み。以上にはみ出てたりするとやっぱダサい。それを確認した真俯瞰の写真がこれ。
結構分厚い、ちょいダサい。自分の目の悪さに嫌気がさしつつ、もう少し薄いレンズを選んでもよかったのかなと思う。そのダサさに目をつぶれば、視界はめちゃくちゃ良く見える。見えすぎて世界が明るく彩られたと勘違いしているレベル。
たぶんあの美人の店員さんがより輝いてみえたのもメガネのせい。決して惚れやすいとかではないと硬派な男を気取りたい。
店舗の様式がかわっていてビビった話
まったく余談になるのだけれど、今のJINSの店舗様式がかわっていてちょっとビビった。僕の記憶の中に眠るメガネ屋の流れはこの3ステップ。
①欲しいフレームをえらぶ
②店員さんに声をかける
③視力測定~制作
大きく違ったのは②のステップで、今はもはや店員さんに声をかける時代ではなかった。
カウンターにおいてあるタブレットを操作して、何をしに店舗にやってきたのか受付を済ますフローになっている。何じゃこりゃ。
まだ26歳と数字や気持ちは若いけど、価値観や情報がアップデートされていないとまじで戸惑うしビビりながらタブレットを操る姿は間違いなくおじいちゃんだった。
まさかJINSに行くことで意識的に自分の価値観をアップデートする必要性を感じるとは思ってなかった。ただしそれに気づけたことで僕は成長した。JINSありがとう。
メガネは作ってからが勝負
メガネを作ったことがある人は「あるある~」と共感できる話なんだけど、メガネを作ったときは店での視力合わせやフィッティングより、そのあとの私生活で本当に問題ないかの方が大切。
ごちゃごちゃお店で悩むより、サッと作ってある程度過ごして保証期間内に調整するほうがいい。
たぶん年内には調整へいく
現状メガネを作って、この原稿を書いている時点で3日ほど経過しているわけだけどほぼ確実に調整に行く。
なんかレンズの端を見るようにすると文字がにじんで見えるし、足元の湾曲感がすごい。何回か階段を上るのも下りるのも失敗してる。
これが今のレンズに慣れていないせいかなのか、慣れると問題ないのかを判断するにはまだ時期尚早。
JINSの保障は半年間でレンズ・フレーム含めて最大2回まで対応してくれる。ということでこの後も実際にメガネを使ってみてまだ慣れないなら不具合と判断して持っていくことにする。
JINSの保証について自分でも見ておきたい人はここにリンクを置いておく。
よく見えるのって素晴らしい
調整に行くかもしれないとはいえ、基本的には視界良好になったことに間違いはない。視界が良好なのは素晴らしいし、よく見えるってだけでテンションも上がる。
人間は五感で取り入れる情報の87%は視覚からと言われている。87%がメガネ1つで改善されるなら安すぎる。
レーシック・ICLはする予定なし
やたらと流行っているレーシックやICLといった視力回復の手術をする予定は僕にはない。一度そういったことを考えた検査をしてみたい、とは思うのだけど手術はしない。
コンタクトの着脱にそれほどストレスを僕は感じていないし、メガネをつけた自分の姿も嫌いじゃない、なんなら好き。という自己愛から。
やたらとネットを見ればレーシック・ICLを進めてくる記事や動画が多いけど、いうほどどれもこれもストレスじゃない。コンタクトの付け外しなんてメガネの付け外しと大差ない。
そこに改善の余地あり、と見つけられる慧眼こそが彼ら彼女らをインフルエンサーたらしめるものなんかなと思ったりする。
僕は一般人なのでマジでつけはずしくらいどうでもいい。
定期的な価値観のアップデートとして外出は必須
自分の価値観のアップデートには体験と会話が必要不可欠だと考えている。けれども今回のお店での出来事からしてもわかるように、僕のような引きこもり性分の人は価値観のアップデートが行われるタイミングが少ない。
時代に取り残されないためにも、流れを見るためにも定期的に外出をして価値観のアップデートをしていかないとな、ってことをメガネを買っただけの話のオチとする。