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【ジャーマントレーナー】学生時代から憧れつづけたシューズ

僕は中学生の頃から靴が好きなんだ。それはスニーカーや革靴など特にジャンルは絞らずに好き。そして高校生の頃から欲しかった靴のひとつである「ジャーマントレーナー」を買って2か月が経過した。実際に履いたジャーマントレーナーはあの頃の理想のままなのか、それとも夢幻と砕け散ったのか。

シンプルの最高峰は場所を選ばない

僕が初めてジャーマントレーナーを見たとき、世間にはミニマリストといった単語はまた浸透しておらず、「ノームコア」と呼ばれてた。ノームコアがなんだと言われると、結局今でいうところの「ミニマリズム」だね。

どの時代にも通じるシンプルさ。質実剛健・眉目秀麗・青雲秋月の具現化。それがジャーマントレーナーなんだ、

この余分な装飾のないビジュアル。トゥ部分には上品さと耐久性を兼ね備えたスエード。その他のレザー部分はシボ感がありつつ、元がミリタリーシューズとは思えない上質な仕上がりだ。

道具としての性能も素晴らしい。靴底はラバーソールで、ローテクスニーカーの見た目ながらクッション性もしっかりと感じられて足への疲れも少ない。

雨の日に履いても「ミリタリー」が背景にあるおかげで、汚れすら勲章のように感じられる。ではミリタリー全開かというとそんなわけはない。シンプルで上品な見た目ゆえに、ドレッシーな服にも調和する。どこに出しても恥ずかしくないマルチな才能を感じられる一足になっている。

ミニマルなファッションと抜群の相性

ドレスもカジュアルもどんなファッションにも調和する才能をもっているジャーマントレーナーだけど、僕の一押しはやっぱりミニマルなファッションに合わせること。

ジムでトレーニングをするような恰好にもマッチする。素直にデニムと合わせて良し。夏場にはショーツにもばっちり合うし。

僕はどのファッションでもあまりゴテゴテしすぎないミニマルさを重視している。そしてそのミニマルに完璧に調和してくれている。調和しすぎてもう靴に悩む日々から解放されたのも事実。マジでジャーマントレーナーはいい。

憧れを身につけると気分が高まる

憧れのものは腕時計や服、カバン・パソコン・仕事道具…などいろんなものがあるだろう。僕にとってジャーマントレーナーは憧れの靴のひとつであったんだけど、やっぱり憧れのものを身につけるとかなりテンションが上がる。
なんなら理想の自分になろうとしてより努力しやすくなる。好きなボディビルダー・フィージーカーの着ているウェア、有名人のつけている香水。理想の自分になるため人生はもがき続ける道のりなんだけど、それをテンション高く乗り切るために憧れのアイテムはいい影響を与えてくれるんだ。

憧れのアイテムがなくなるころ

憧れのアイテムをどんどん手にできた人がいたとすると、どこかのタイミングで憧れのアイテムがなくなって無になるかもしれない。けれどもそのタイミング、もしくは少し前のタイミングできっと「足るを知る」状態になっている。ハングリー精神の大切さとリスクのバランスがちょうどいいのがその状態なんだろう。

とはいえ僕はまだ若い。だからあと10年くらいはハングリーに憧れのアイテムを追い求めてそのためにお金をつくりたい。

究極のシンプルはどこにだしても恥ずかしくない

ジャーマントレーナーは名前の通り、元はドイツ軍のトレーニングシューズが発祥。調べてみるとわかるけど、1970~80年代から歴史がある。おおよそ50年の歴史があり、今なお現代人に愛されている。究極までそぎ落としたシンプルは、時代に関係なく人々に気に入られ愛されるんだと靴が教えてくれている。

僕の人生は今のところシンプルの路線にいけていない。むしろ複雑、コンプレックスだ。シンプルなだけが正解でない世の中なのは重々承知なのだけど、自分くらいは素直にシンプルになっていければなと、常々思っている。

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