ボイストレーニングって聞いたことあると思う。歌の練習や発声の改善に専属の先生がついてくれて練習することができる場だね。今回はそんなボイストレーニングの体験レッスンへと行ってきたのでその体験談と今後行く?ってところを話したい。
ボイトレへ行った理由
改めましてカルオです。
冒頭で話したとおりボイトレに行ってきた目的は活舌と発声の改善。あと声がいいってことでちやほやされたい側面があるから。
行こうと思った詳しい動機については下記記事を読んでほしい。
スタジオの空気感がいい
前段はこのあたりにて。僕が行ったボイトレの教室はスタジオ(バンドとかが練習するようなところ)での開催だった。結果としてはそもそもスタジオの空気感が僕は好きだった。ギターやベースやドラム、マイクにミキサーその他もろもろと自宅に欲しい設備が盛りだくさんで目移りしてた。
後はやっぱり防音ということもあって自分のしたいことにフォーカスできる空間に仕上がっているのがべらぼうに最高だった。
ボイストレーニング体験の内容
まずはカウンセリングから。どんな目的があっての体験ですか~?といったカウンセリングだね。僕の場合は活舌と発声の改善ということを伝えた。そのカウンセリングを踏まえて先生からその日の体験メニューを提案してもらい実際にやっていくという流れ。
ロングブレス
さっそくレッスンをやっていくわけだけど、まずはロングブレス。ロングブレスは息を長く安定して吐きだす練習だ。今回のレッスンでは7~8秒ほどの時間をかけてやってみようという内容だった。
先生からの教えてもらったポイントは「安定」とのことだった。8秒と決めたなら8秒間の間で辻褄を合わせず一定の力で吐きだす感覚を覚えようということだ。始めに勢いをつけすぎて終盤に息が足らなくなったり、むしろ節約しすぎて最後に余力を残さないようにすると効果的。実際にレッスンでそのようにやってみたけど安定して吐きだすのがやはりというか一番難しい。
スタッカートブレス
次に練習したのがスタッカートブレス。これは短く鋭く息を吐きだす練習だ。個人的にはこの練習がめちゃくちゃ苦手。先生は余裕の表情で七拍の間フッ!フッ!フッ!と連続でやれているのに対して素人の僕は四拍でほぼ息がない。もしかして肺活量なさすぎ?
小道具:タピオカストロー
そうしたブレスの練習をしていると「いいものがあるんです!」と、そういって何やら先生がカバンをごそごそとし始めて出てきたのがタピオカストロー。あのぶっといストローである。
なぜ?と聞いてみるとスタッカートブレスは息を鋭く短く吐く練習のため、イメージとして吹き矢を吹くように…とよく言われるけれども実際のところ吹き矢吹いたことある人なんてかなり少数ですよね。ということで小道具としてタピオカストローを持ち歩いているらしい。おもろ。
そんな経緯でタピオカストローを咥えてスタッカートブレスの練習をした。この手法なんだけど実際にやってみてほしい。タピオカストローを咥えて頬をふくらまさずに腹式呼吸を意識して短く鋭く息を吐きだす。
慣れていない僕はこれだけで少しえづきそうだしなんか筋肉痛になりそう。じじいかな?
根本は発声改善
たっぷりブレスの練習をした後は発声の練習を何種類か行って体験は終了した。声が通りにくいことや長く話していると声がれが起きる話をしていると改善案として「発声の練習が一番大切ですね」とのこと。活舌を直すなら発声から。声の通りや声がれを直すのも発声から。全ての根源に発声というものがあるらしい。その考えを持っていなかったから新鮮でおもしろい。
新体験はおもしろい
総じてかなりおもしろい時間だった。新たな体験の時間というのは頭もよく働くし、知識面でも幅が広がる。体験だけで終わらずに今後も通いたいと思うレベル。
あといくつか別のスクールのレッスンも体験してみて一番肌に合うなと思ったところがあればいいなというのが今のところの結論。最終的に肌に合うのは今回行ったところかもしれないし別のところかもしれない。それは神のみぞ知るということで。
まとめ
こんな感じでボイトレの体験に行ってきた。結果としては大満足。先生に教えてもらったブレス方法と発声練習は自宅でもやっていこうと練習方法はメモしてある。あとはタピオカストローを買うだけ。
みんなもぜひボイトレへ行ってみてほしい。まずは無料体験ができるところを選ぶのが経済的にもおすすめ。