Googleで【ブロガー】と調べると【ブロガーやめとけ】なんてサジェストが出る。他にもマイナスな言葉を列挙するなら【くだらない・稼げない・胡散臭い】などなど。そんなブロガーやめとけやマイナスの部分について、視野狭窄どころか目がなくなっている人に向けて伝えたい。【くだらない・胡散臭い】が取り除かれなくてもいいから自分の考えを広く持ってくれ、と。
ブロガーやめとけ=(仕事として)ブロガー(をするなら競合も多いしリソースやばいから)やめとけ
ブロガーやめとけについては圧倒的に言葉不足。ブロガーやめとけ系のブログをいくつか読んで僕なりに補足するとこうなる。
(仕事として)ブロガー(をするなら競合も多いしリソースやばいから)やめとけ
ライティングのテクニックとして、キャッチの言葉はネガティブイメージの方が人は引き付けられるというものがある。それにしても【ブロガーやめとけ】でさらにPV数と稼ぎをスケールするためにブロガーがブロガーやめとけって書くのは皮肉がかかっていて面白い。現代版のマッチポンプだ。
ブロガーを信じるためには利益相反をみる
ブロガーの発言を信じるためには利益相反を見るべきなんだ。もちろんブロガーもそれを仕事にしている人なんかは、自分の使用している商品を紹介してアフィリエイトやアドセンスといったいわゆる広告収入を得ているのが一般的。
そのなかで実際に自分で買って、使用している人のブログは個人的には信用に値するものじゃないかなと考えている。というのも提供してもらうとやはり人の心理的にも自分の懐が痛まずに貸してもらってるのだから恩を返すために良いように書いて紹介してしまう。
そんなブロガーとしても・企業としてもどの見方をしても利益相反が出ているいわゆる【よいしょ記事】は話半分に聞く程度。信じるには値しない。
なら何が信じられるかというと、自分で商品を買って実際に使用してみて・・・などの自分のリソースを割いて得た情報を公開してくれるブロガーだろう。知識の共有化を目指している人の話は割とすんなり信じていいというのが僕の持論。
2つ以上の視点から物事を話されると人は信じやすい
これは知っておくだけでいいんだけど、人はある事象や物事に対して【こう見ると良い、しかしこう見ると悪い、それでも私は〇〇が良いと思う】と、このように2つ以上の視点から見てると提示されるとよく考えられてると思って鵜呑みにしやすい。
こういう思考の特性があることを念頭において情報を見聞きして、自分の中で判断をしてほしいと思う。
Q.ブロガーって胡散臭い?A.アウトプットしか世に出ないから胡散臭く見える
ブロガーが胡散臭い、それはなぜそう思われるかというとアウトプットだけが確認出来て、それだけで簡単にお金を稼いでいるようにも見えるからだ。
要するに頑張りや苦労が見えにくい。芸能人が陰で死ぬほど努力していてもそれが表に出さなければ出ないのと同じで、ブロガーも陰で努力している人間がいてもそれが日の目を浴びない限り胡散臭いんだ。
ブログコンテンツのキモである文章。これは硬い印象を与えるような書き方やフランクな印象を与える書き方も自由自在。だからこそ受け取り手によっては勘繰る場所が増えてしまう。
そこを払拭するためにも顔出しをしたり、YouTubeと連動させたりと最近のブロガーは気にしていると思う。もちろんそれは自分の収益を拡大するため戦略であり、各個人の努力の証。自分も見習わないとなと思いつつ、行動に出来てないあたりが凡人が凡人たる所以なのかもしれない。
Q.ブロガーは稼げない?A.どの業界でも稼げる人間とそうでない人間がいる
ブロガーは稼げない?って質問がそもそもナンセンス。どんな業界でも稼げる人間とそうでない人間がいる。0:100で物語は語れない。世界にはもっとグラデーションがあることから学び直してほしいのが本音。
だが、この場合の質問の意図は【ブログはあまり手間をかけずに簡単に数万円のお金が稼げるか?】ということだろう。そして答えはNOだ。
そもそも趣味でブログをしている人間も多い。ということは競合が多いということだ。それにブログの戦場を間違えると大企業と戦うことにもなる。もしそうなってしまうと収益化して数万円を手にする、というのは結構本気でブログ運営にリソースを割かない厳しい。
つまるところ、ブログで稼げるかというと簡単には稼げない。
Q.ブログに夢はあるか?A.ある
ブログは稼げないといったところだけど、この世の中ブログでお金を稼いでしっかりと生計を立てている人がいるのもまた事実だ。それも稼いでいる人たちの収益の額はサラリーマンがもらえる給料とはかなり差がある場合も大きい。
稼ぐのは難しいけど、その分大金を手にできるかもという夢・ロマンはブログにはある。
それでもお金を稼ぐためだけにやる仕事は長続きがしないように、ブログもお金だけを目的にすると心が折れやすい。100万稼ぎたい人が100万稼ぐと燃え尽き症候群みたいになってしまうのと同じように、100万円稼ぐためだけにブログを書くなど、燃え尽き症候群になりやすい目標の作り方は十分に気を付けたい。
レスグラフのような雑記のブログは趣味でしかない
僕のブログは誰かをメインターゲットにしているわけではない。単に自分の備忘録のためや、日々のことを言葉にして書き出す雑記記事だ。そういったブログは伸びにくいとされている。それはそう、だって見ず知らずの一般人の毎日とかどうでもいいもん。
だからこそ、趣味としてのブログと割り切るのか、お金稼ぎのために一時期は悪魔に魂を売ってアフィリエイトなどに特化した記事を書くのか、これからブログを始めたい人は考えた方がいい。
趣味で稼ごうにも金の動きを意識しないと難しい
趣味で金を稼ぎたいってよく聞くしなんなら僕なんかはめちゃくちゃにそう思っていた。それでもどう金に繋げるのかをデザインしておかないとなかなかに難しい。ちなみに僕みたいなやつはしたいからしてるだけでお金のことは後付けになりそう。だから貧乏なんだ。
ブロガーやめとけはただのブロガーのネタ
どうあがいてもブロガーやめとけはブロガーのネタでしかない。ブログの運営に迷った子羊達を集めてPVアップを狙う撒き餌だ。
そういったことを調べる人はブログがうまくいかなくて、詐欺などの行為にかかりやすくなっている心理的状態ということも考えると金が稼ぎやすくてしょうがない。そこからメルマガにとばしてもよし、商品へとばしてもよし、オンラインサロンへとばしてもよしだ。
自分がカモにされてないか、自分の心理的状態で正常な判断ができるのか。もしそういう状態の人がいたら一度考えてみてほしい。
個人的にはネガティブイメージのワードで人を引っ張ってブロガーたちにがっぽり利益が入りそうな構造なら信じるには値しない。
それは決して金を稼ぐなと言っているわけじゃい。ブロガーとブログ読者、お互いの利益・メリットのバランスが良い関係を築けているのであれば信じるようにしている。そのバランス感覚がブログの信用になるんだ。
僕みたいなブログ初めて間もない小物は割と必死
信用のない僕はせめてこういう記事で読んだ人に信用してもらうしかないと必死。そしていつかはお金に繋ぎたいとこれまた必死。お金がないと人の心は荒むっていうけど、これもまた真理。自分の誠実さとお金に関する契約はきちんとしたいなと思いつつ、今回はこのあたりで終了。また次回。