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【コラム】ロマンを口にできる人であれ

年齢を重ねるほどロマンを口にすることはなくなっていく。それは僕も同じ。そしてその理由っていうのはきっと目の前の現実に精一杯になっているからだと思う。そんな状況にいても、僕はやっぱりロマンを口にできる人でありたいんだ。

ロマンは今の自分を外へ連れ出す相棒

子どもの頃多くの大人から「将来の夢は?」って聞かれたと思う。そして各々が好きなことを口にする。あれがロマンの原点なんじゃないかなと僕は思うんだ。消防士になる。医者になる。親のようになる。色々なロマンがそこでは紡がれていく。

本当に将来そうなれるとは限らないし、子どもの口にすることだから…と受け流すことも可能だ。それでもロマンを口にすることで周りの人間がサポートや応援をしてくれるかもしれない。自分のロマンを自分で認識することで、なりたい自分が今の自分の外側の世界へつれて行ってくれるかもしれない。

ロマンを口にする。なんて大人になればなるほど恥ずかしいし、わざわざ言うことでもないなとも思うだろう。というか僕だってそうだもの。恥ずかしい。

それでもきっとロマンを口に出来て、いい未来を描ける人が幸せなのは違いないだろうなとも想像できるはずだ。

リアルとロマンのバランス感

これがなかなか難しい。

歴史に名を残すような人になりたいのであればロマンに全力の力を注ぐべきだろうし、自分の人生をよりよいものにするのであれば歴史に名を残すレベルでロマンには力を注がなくてもいい気がする。

この辺のバランス感は難しい。ただロマンを口にしていることで周りが自分の行動に対して理解してくれることも考えられる。逆パターンならロマンだけを口にして現実を見ていない、そう思われて疎まれることも考えられる。

どちらのパターンでもそうだけど、人としっかりコミュニケーションをとって話合いをすること・お互いに尊重できる関係を構築することが大事だとは思う。

空回りだから愛おしい

ロマンロマン…と話をしてきたけど、正直ロマンを目指している期間ってかなりが空回りしていると思う。僕が美容師を目指していながらも業界状態を知って努力が変な方向へと行ってしまったり、自分ひとりの生活もままならないのに人によくする社会貢献を考えてみてブログで情報を出してみたり。

振り返ってみても今を直視しても、結構空回りしている感はある。ただしそれも愛おしいかなって。

なんせ空回りしていたとしてもその時の僕は一生懸命にやっているしロマンも追っている。ただしロマンだけでは食っていけないし、結果は出てほしいから目的をもってマイルストーンを積み上げるしかない。それも楽しめるようになれば一人前のロマンの語り手かなと考えている。

まとめ

とにもかくにもロマンという相棒と一緒に自分が心地いい世界から抜けていくことが大事かなと。

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