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【Chill with You : Lo-Fi Story】僕は彼女と作業する

お疲れ様です。ハルカです。

Chill with You : Lo-Fi Story”というゲーム、知ってるだろうか?私の記憶では11月初週ごろ、Xにて話題に上がっていた。

Steam:Chill with You : Lo-Fi Story
『Chill with You Lo-Fi Story』は小説を書くのが好きな妄想豊かな少女(サトネ)と一緒にデスクワークする作業用ADVです。 Lofi音楽や環境音、風景をカスタマイズして作業に集中しよう!作業をするほどに信頼関係が深まっ...

ゲームとしては、いわゆるアクションゲームとかFPSというものではない。公式からアナウンスされているジャンルは【作業用ADV】とかなり異色。
作業用と銘打っているだけあって、ポモドーロタイマー機能があったり、ToDoリストやメモ機能が搭載されていると、ツールとして自然と使えるものになっている。

今回はそんなゲームを買って10時間ほど使用したので内容を共有。

魅力的な作業ツール

このゲームの総評としては【魅力的な作業伴走ゲームかつ、ゲームっぽさは薄い】といった感じ。

ゲームとしてどういったものかといえば、公式トレーラーの通り。画面に映っている少女”サトネ”と作業通話をしていくという形になる。

窓の外の景色の移り変わり。穏やかな気持ちにさせてくれるLoFi音楽。自分もその空間にいると思うような自然な環境音。画面の向こうで一緒に生きていると思わせてくれる等身大のサトネ。

そこだけでも魅力的だな、タイトルの通りだなと思わせられる。というか思わせられすぎて衝動買いしたんだけどね。

少女のバックグラウンドを知るために、僕は作業をする

このゲームは以外にもレベル制度がある。ポモドーロタイマーを起動して、彼女と一緒に作業をすることで経験値がたまり、レベルアップする…という流れだ。

画面右上、赤丸部分がレベル。もうかわいい。

レベルアップすると何が起こるのかと言えば、環境音に設定できるものが増えたり、窓の外の景色をどうするのかといった部分が選べるようになる。

それでもプレイヤー目線としての本命はやはりサトネとの会話が増えることだ。レベルを上げて新しい会話をすることによって、彼女のバックグラウンドが知れる。

ゲーム初期だと我々プレイヤーは彼女の名前すら知らない。
一緒に作業をして、仲を深めることで彼女のバックグラウンドを知ることができる。相手を知るには歯間というツールが必要なのだ。

現代っぽく、ネットで繋がる友人関係のリアルさがある。それがいい。孤独感のある現代人にはうってつけかも。

環境音・Lo-Fiトラックが美しい

このゲームの一番の魅力だなと私が感じているのがコレ。シンプルに音がいい。

特にうれしかったのが、各音量調整が容易な部分。私の設定は効果音を大きく・BGMはなんとなく聞こえるくらいにしている。

各音それぞれ自分好みに調節できる。かわいい。

音楽は聞こえすぎるとリズムやメロディを追ってしまうし、環境音だけだともの寂しい。そういう時にパッと見ただけでそれぞれの音量を設定できるUIなのが好き。

始めの一歩が欲しい人におすすめ

作業で一番エネルギーを使う場面はどこか。それはスタートの時。いわゆる始めの一歩が重かったりする。

○○時から作業を始めようとしても、ついダラダラとしてしまう。SNSを見てしまう。やらなくてもいいことを始めてしまう。僕は集中したいのにね。

そんなときにこのゲームはおすすめ。なにせサトネが誘ってくるんだ。作業しない?ってね。

自分だけでは億劫な、作業の最初の一歩を後押ししてくれる。とにかく作業を始めたいけどなまけちゃうよ!って人には非常におすすめ。

期待したい部分

現状で結構満足しているんだけど、これからアップデートがあるなら期待したい部分は2つ。ゲーム性の拡張と録音機能だ。

ゲーム性の拡張

基本的にはこのゲームは作業集中用ツールといった部分が強い。というか強すぎる

サトネと恋愛をしたいわけでもないんだけど、もう一歩彼女と遊べたらうれしい。突然サトネが占いをしてくれるだとか、彼女ともっと雑談ができるだとか。ゲーム的な要素が欲しいところ。

録音機能

手を動かしながらふと思いついたことを書き留めておく…そのために録音機能が欲しい。

メモだと文章化するために、概要を整える必用がある。そのタスクをしている間に本筋のタスクから外れる…なんてことはよくある。それを防ぐためにもぼそぼそっと言ったことを録音してくれる機能があると嬉しい。

プッシュトゥマイクで発音する。それが記録されて文字起こし…ここまでされると最高。

まとめ

このゲームがよかったからといって、実際に作業通話を誰かとしますか?と問われると、面倒なので絶対しません。サトネからの「またね」がベスト距離感。以上です。

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