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Vtuberプロが多すぎてもはや参入しても誰もトップを超えられない【話し方が天才+努力のたまもの】

世の中にVtuberが出回り始めて早5〜6年ほど。一時期は僕もその皮を借りたりしていたんだ。だけど圧倒的に無理と思ったのは彼ら彼女らのトップ層の話し方が天才・努力のそれでありなおかつ企業バックアップがある。異世界転生小説の主人公並みにチートな能力値を持っているように見える。そんな彼ら彼女らの何がすごいのかと今から参入したい人に向けて毒にも薬にもならない作戦会議をしたい。

Vtuberはメラビアンの法則から考えるとほぼ100点満点

とても有名なメラビアンの法則。人は視覚から55%の情報を・耳に入る音から38%の情報を・言語として理解する言葉から7%の情報を得ているというような法則。

トップVtuberは見た目もプロのデザイナーやイラストレーターとの打ち合わせをして制作が進んでいる。新衣装が出るときは自分の意見やリスナーの意見も反映される。この時点で見た目がリスナーの層にぶっ刺さる確率が相当高くなる。55%という半分をもうクリアしているんだ。ほぼチート。

さらに追加で耳に入る音なんだけど、彼ら彼女らの配信外での研究やボイトレなどの努力のたまものと天性のものであろう声。唯一無二感がすごい。特徴的で一回聞くと忘れないような声の人もいたりとこれまた38%の壁をクリアしている。

なんとこの時点で93%もクリアしているんだ。勘弁してほしい。

そして最後に言語情報だけど、Vtuberの人たちの笑い方は一言に声の音が違ったり、話す話題の変化スピードが早いなど耳を話さないようにする努力が垣間見える。それは天才のそれかもしれないし、努力のそれかもしれない。

それにしてもほぼメラビアンの法則を100%クリアしている優秀なプレゼンテーターがVtuberなんだ。

どんなことを話しているかよりも引き込まれる笑い声が大切

コアなリスナーたちは彼ら彼女らが何を話しているかを毎回聞いているかもしれないが新規参入者を増やすっていうのは仕事でも配信でも大切。その撒き餌として最近だと切り抜き動画なんかもあったりするけど、フィーチャーしたいのは笑い声。学生時代になんか単純に聞いてるだけでおもしろい笑い声の友人や、常にゲラってる友人を見ていると面白くもないのに笑ってしまった経験はみんなあると思う。

その笑い声がもはや天才のものだと思うけどどうしようもなくつられるVtuberもいる。あんなトップ層に勝てるゲラがこの世に後何人埋もれてるのか調べてみてほしい誰か。

コモンとパーソナル。トップVtuberの話しは化け物

コメントとの会話と人との会話の違いは当然のことだけど、コモン(集合体)なのかパーソナル(特定の個人)なのかの差がでかい。

人が対面に座って話をするパーソナルな環境では、その人だけに集中できるので感情の機微によって自分の発言の意味を一つ一つ説明することも可能だ。だからお互いにあまり認識の相違がなく話を進められる。

しかしながら配信となって大量のコメントがやってくるトップVtuberとなるとそうでもない。いろんな人が集まってコモンとなって様々なコメントをぶつけてくる。もちろん名前を覚える、アイコンを見えておくなどパーソナルとして認識するように心がけてはいるだろうけど、一人の人間対数千人~数万人の相手をすべて対応するのは無理。

伝説として残っているテルモピュライの戦いをご存知だろうか?

紀元前に起きた戦争で300人対20万人の戦争(所説あり)。300人で20万人を相手取ろうと思うと一人当たり666人と戦う計算になるんだけど、トップVtuberはその数倍を相手取っている。化け物じゃない?時代が違えば歴史の教科書に載っていた人材たちかもしれない。

配信者の話方をマネしてリアルで話すのは全然おすすめしない

たまに見かけるのが好きな配信者のノリで話をしている人間。あれは身内でわかる人がいるなら成立するおもしろいノリだと思う。けれども基本的には全然おすすめしない。本田翼を知らない人に本田翼のかわいさを力説しても生返事が返ってくるように、配信者ノリを知らない人に配信者ノリで話しかけても寒い空気になって終わり。地獄みたいだからやめた方がいいと、経験談から伝えておく。

トップが攻められないダーティーを考えたい

トップVtuberはその多くが企業からの業務委託を受けた企業Vなるものだ。バックに企業がいるということはもちろん裏では契約が取り決められているし、企業のイメージを落とすような素行をしないように約束もしている。だからこそ個人で今からやる人は企業Vのできないダーティ・ニッチな部分を考えて攻めるしかないんだ。ちなみにだけど、早々にエロ分野はとられている。エロ企業Vも修羅の道。

案①:中小企業社長V

社長のYouTuberも増えてきた中で、社長業をしながらVtuberの活動をしているのって僕はあまり知らない。田舎の納豆を作ってる社長とかがVtuberとして自社の納豆を紹介していたらどうだろうか。多分Vtuberである必要がないと却下される。

案②:大学ゲーム制作サークルV(登場人物全員俺たち)

大学のゲーム制作のサークルなどあればそこに所属している人たち全員をVtuber化して登場させたゲームを作るのはどうだろうか。8割ネカマになるかもしれないがちょっとはおもしろそう。誰に向けての作品になるかで評価もジェットコースターになりそう。

案③:超キワモノV

Vtuberの特権ってキャラクターの向こう側、画面の前にいる自分が見えない部分にあると思う。いくらそこで何をしていようとYouTubeとしてNGな行為・その前に法的にNGな行為をしてなければOK。タイトルに【彼氏と手をつなぎながら配信】とか掲載しておけば寝取られ属性持ちホイホイ間違いなしだ。僕なら見る。

Vtuberの話し方の本質を真似れば自分の周りの人にエンターテイメントを届けられる

Vtuberの話が面白いのは端的に見れば【頭の回転が早い・生まれ持ったユーモア】なんて言われる。事実そうかもしれないけど、それを自分たちには無理だからというのはあまりに早計。

面白いことにはちゃんとした方程式がある。僕は個人的に考えた方程式はこれだ。

声のトーン×表情×台詞回し×ギャップ

人に聞こえやすい様に声のトーンは普段より明るく。表情は話すストーリーの情景がわかりやすいように。台詞回しは話の面白い…それこそVtuberの台詞回しなんかを参考に。自分のオチにしたい部分とそうでない部分のギャップを整える。

これだけで自分の話すことが割と身近な人に受けるようになる。芸人のように多くの人を笑わせることは場数も必要だしネタを必死に考える必要がある。それでも自分の身の回りの友人や知人を笑わせるにはこのやり方で十分なんだ。

話のプロのVtuberさんこれからも参考にさせてもらいます

YouTubeやbilibili、twichなどいろんな配信の場所があるなかでいろんなVtuberが活動している。みんな自分なりの面白いを追及しているしエンターテイメントの心を忘れずに活動をしている。裏では何をしているか知る由もないのでそこには触れない。

トップの人たちは毎日の様にテルモピュライの戦い以上のことを行っているので面白い台詞回し、話の組み立て方を日々見せてくれる。そのおもしろさの花開く場所がインターネットという大海なのか、自分の所属しているコミュニティなのかの違いだ。まずは自分の身の回りの人たちから笑わせることができるようになることを僕は目指すことにする。

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