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【エッセイ】28歳は人生の軌跡を振り返りたい

僕は今年で28歳になる。28歳になれば仕事で起業している人間もいれば、会社で役職を持つ人も出てくる。私生活では結婚をしたり、車や家を探し始めたりする。要するにライフステージの変化が訪れやすいタイミングなんだ。それは俗説としてもよく言われる話だし、実際僕の身の回りにも起きている。その現実をみんなとシェアする。

人生振り返ってきた人達

case1:飯いこ

28歳になるタイミングって、高校を卒業してからおよそ10年になるんだ。10年も経てば人は少しばかり昔を懐かしみたくなるのか、中~高校くらいの同級生から突然連絡が来る。

僕の実例をいくつか出せば、高校生の頃の同級生から6人ほどから突然の連絡をもらった。みーんな「飯いこ」の三文字。詳細は何も決めてないし、こっちがノリ気を見せたら店と人の連絡を任される。うんこ。

同級生からの突然の連絡には結構ノリよく返していたつもりなんだけど、うんこ過ぎたんで次から二つ返事はしない。

case2:あ、俺結婚する

昔なじみの友人を遊びに誘ったときの話だ。

カルオ「2月とか遊び行かない?」
友人「あー!いいね。そういねば俺今週末入籍するんだ」

それ聞いて無神経に飯へ誘う人じゃないぞ僕?お前それこれから物入りってことだよな?

たぶん、この独身者の気遣いと既婚者の適当さがマリアナ海溝の深さまでいくんだと思う。新婚を無神経に誘える独身者がいたならそのメンタリティを教えてほしい。僕には無理。遊びたいときは既婚者が独身者を誘ってくれ。

case3:保身

同級生と言えば女性から連絡が来る場合もある。これは僕の経験と偏見だけど、おおよそ女性から来るこういったタイミングの連絡は保身

彼氏と別れて相手がいない。昔仲良かったなどなど理由は様々だけど、おおよそ保身。昔から知っているし、地元に帰ろうと思えば相手的にも帰りやすかったり。理由は探せばいくらでもある。僕は自分に借金があることを伝えるとめちゃめちゃ冷めた目で見られた。

おかげで保身に使われなくて済むんだけど、借金踏み絵とか誰がしたいんだろう。

case4:今何してるん?

これに至ってはもはや怖い。僕が何してるか知ってどうするんだろうか。そしてこの手の会話は往々にしてパターンがその後決まっている。

「そうなんや!」もしくは「意外だね!?」である。

おい、お前の始めた会話終わったぞ。せめてもう少し盛り上げる努力の姿勢を見せてくれ。もちろんではあるが、その後何の音沙汰もない。

軌跡を振り返ったら今に戻るだけ

そんな同級生たちからの連絡が今年に入ってかなり頻繁にあったんだけど、ひと段落ついた。というか声がかかるだけで行動に起きる人はほとんどいない。僕が動いても「あ~!いいよいいよ。みんな忙しいし!」って謎ムーブで断ってくる。何がしたいんほんと???

と、謎を感じていたんだけど一つの結論に至った。というのも結局みんな10年ぶりにどうしているかな、俺あの頃こいつと話していたな…という自分の人生の軌跡を確認したいだけ。確認したら、今の自分の人生に戻っていく。

さよならだけが人生だ”なんてよく言ったもの。

僕は自分で会いたい人を選ぶ

昔懐かしい同級生と連絡をしていて確信ことがある。僕という人間は自分で会いたい人を選ぶ方が向いている。わかってたんだけどね。僕に八方美人は向いてない。

友達かつ仲間なら、会わない期間を経ても昨日会った?くらいのノリで僕は接したい。そして幸いなことにそうできる友人も何人かいる。今回連絡してきた人たちはそうではなかったし、ケースを踏まえてもなることはない。多分今後会うことがあっても一度きりで終わる。そんなもん。

まとめ

僕は目が前にしかないので、振り返らず28歳も突き進みます。

突き進みたい方向性はこの記事で書いてる。

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